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↑長町商店街「いっすんぼうし」の一角

 

去年の7月。
そのひ帳をネットで読んでもらえるようにした。

あのうだうだと粘りつくような暑さのなか
のろのろつづった言の葉を、ひさしぶりに読んだ。


ブログにうつるまえにやってたレンタル日記は、
やけに女のひとばかりのところで、
恋愛や不倫のおはなしが柱になってる日記が多かった。

 

そのなかひとつを、わたしはいまも時々読みに行っている。
失礼な言い方だろうが「読みもの」として愉しませてもらってる。

 

そのひとは結婚してて、だんなさん以外のひとを想ってて、
日常のなかでいつも心を揺らしてるんだ。

ごはんを作りながら、ベランダで外を見下ろしながら。

 

もちろんわたしは書いてるひととは面識まったくないけど、
ネットの海のむこうに実在しているかいないかというよりかは、
ひとつのおはなしのなかの登場人物として、
そのひとを目で追ってるだと思う。

 

だからもし書き手の方が、
「わたしは90歳のじいさまです」
そう言い出したとしても読むのをやめない。

 

へえーって少しおどろいて、感心するくらいだろう。
事の真相なんて、当事者でないわたしにとっちゃあどうでもいいからだ。

 

ただ、不思議に思うこともある。

 

「もし、自分が書いた文章をだんなさんや恋人が目にしたら…?」

 

こういう心配って、しないもんなのかなと。

それってまったくもってありえない仮定なのかな?

わたしが気ぃちっさいだけか?

 

ああ、そうか そのためにハンドルネームってのがあんのか

 

杜美って本名じゃないけどこう呼んでくれるひとは実際多くて、

こないだも書いたけど、わたしはネットの内外をきっぱり分けていない。

つーより、分けられないんだよ、そんな頭使うことできんわい。

 

そのひ帳に書いてることは、
そんまんま自分の口でまくしたてたとしても、
わたしも、聞き手(読み手)もなんら違和感がないと思う。たぶん。

 

だからこそ遠くの知り合いへの近況報告に使えるんだけど。

 

だって、こわいべ?
ここがある日いきなりだよ、

「色恋エロエロ報告ブログ」になってたら。

 

だれか見たいですか、

めしよりエロがいいですか。

 

いやいや、基本はめしだろ? めしでしょ?

 
さて、ながながとなにが言いたいかというとな

この25歳のずぼらなO型女がさ

会って話して
見て聞いて
おいしくいただいた

 

そういうしるしをちゃんと示せることを、
これからもっとしていきたいなあって思ったんだ。

 

会えないひとにも、まだ会ったことないひとにも

「わたくし、90歳のじいさまじゃあなくってよ、うっひっひ」ってさ

 

いつでも強気で言い切れるように、
自分で動いて形に残していけたらいいなと。

 


昨日の豊年まんじゅう本舗のように

今日おじゃました、
いっすんぼうしのだんなさんのお話のように

(↑こちらは次号につづく)

 

では、またあした

 

けいじばん